出展場所
徳島県は、関西広域連合が設置する「関西パビリオン」に徳島県ゾーンを出展します。
Osaka Metro中央線地下鉄夢洲駅から万博会場東ゲートから入ってすぐの場所で、大阪ヘルスケアパビリオンに隣接しています。
関西パビリオンは、白い膜で覆われ、灯籠をイメージした六角形の建物です。


ゾーンテーマ

水とおどる Where Water Flows
徳島の暮らしを支える吉野川。 「水の流れ」は時に台風により氾濫を起こしましたが、徳島の人々は立ちすくむことなく、洪水が運んできた土砂を藍染料 「すくも」づくりに上手に利用してきました。
このようにして、しなやかに困難な状況を受け入れ利用することで、「新たな価値へと変えていく」徳島の有り様 は、阿波おどりの「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」という掛け声からも感じられます。
こうした「水の流れ」と合わせ、徳島の有り様を「水とおどる」と表現し、空間デザインのテーマとしました。
常設展示

伝統エリア
いのちに祈る
「いのちに祈る」では、古くからの歴史を持つ阿波和紙や阿波藍、阿波指物などの伝統工芸を展示し、徳島の文化を支えてきた技と精神に触れることができます。阿波指物の障子や什器を配した空間は、藍染めの阿波和紙で装飾され、徳島ならではの美意識を表現します。

現在エリア
いのちの流れ
「いのちの流れ」では、実写映像やCGを活用したプロジェクションマッピングを展開。吉野川や鳴門の渦潮といった豊かな自然と、それに寄り添いながら生きる人々の営み、徳島の伝統芸能である阿波おどりまで、徳島にあるさまざまな景色を体感できるエリアです。

未来エリア
いのちは巡る
「いのちは巡る」では、“サステナブルな徳島の未来”をテーマに、県民が制作にかかわった、徳島の文化・生活・精神・自然を感じられる作品を展示。また、地域や企業と協力しながら、新たな価値創造に向けた取り組みも紹介します。
スタッフユニフォーム:徳島の精神を纏う
コンセプトテーマ:徳島の歴史、自然、未来すべてに感謝を込めて

大阪・関西万博の徳島県ゾーンで着用されるスタッフユニフォームは、単なる衣服ではありません。それは、徳島の豊かな歴史、力強い文化、美しい自然への深い感謝と敬意を込めた“生きた表現”です。過去、現在、未来をつなぐこのユニフォームは、地域の物語を語り継ぎ、心を結ぶために丁寧に作られました。

デザインを手がけたのは、徳島を拠点とする藍師・染師BUAISOU(ブアイソウ)。藍の栽培から染料の製造、製品の制作に至るまで、すべてを一貫して行うその姿勢は、伝統への深い敬意と職人技へのこだわりを体現しています。素材には、徳島県上勝町の間伐材である杉から生まれた繊維を用いたKINOFの生地を使用。環境への配慮と革新性が融合した、まさに持続可能な未来を見据えた素材です。
ユニフォームの中心にあるのは、徳島の“おもてなし”の象徴ともいえる阿波藍。深く鮮やかな藍色は、過去と現在をつなぐ自然の色。そこには、何世代にもわたる伝統と、未来への願いが織り込まれています。
象徴的な一着が、「踊渦潮乱舞鯛紋様型染法被」。阿波藍で染め上げた法被には、大胆かつ力強い鯛が描かれています。鯛は日本文化において「めでたい」象徴とされ、この法被の中ではまさに飛び跳ね、渦を巻き、生命力にあふれる姿で表現されています。それが祝いの舞なのか、新たな未来へ飛び出そうとする力なのか――その意味は、見る人の心に委ねられています。
このデザインは、徳島の象徴である鳴門の渦潮と阿波おどりから着想を得ています。どちらも、その場で実際に体感することで初めて伝わる魅力を持ち、藍染と同じく、五感で感じる文化です。

また、徳島では多くの県民が県外に出ても、阿波おどりの時期には必ず帰ってくるという風習があります。この「帰る場所」への想い、そして人と人とを結ぶ絆が、このユニフォームには込められています。一着の服に宿る、徳島の息づかい。自然、伝統、未来が調和するその姿を、万博で、そしてぜひ徳島の地で体感してください。








