徳島ゾーンの入り口

徳島県ゾーン(関西パビリオン内)

出展場所


徳島県は、関西広域連合が設置する「関西パビリオン」に徳島県ゾーンを出展します。
Osaka Metro中央線地下鉄夢洲駅から万博会場東ゲートから入ってすぐの場所で、大阪ヘルスケアパビリオンに隣接しています。
関西パビリオンは、白い膜で覆われ、灯籠をイメージした六角形の建物です。

提供:2025年日本国際博覧会協会
提供:関西広域連合

ゾーンテーマ


水とおどる Where Water Flows

徳島の暮らしを支える吉野川。 「水の流れ」は時に台風により氾濫を起こしましたが、徳島の人々は立ちすくむことなく、洪水が運んできた土砂を藍染料 「すくも」づくりに上手に利用してきました。

このようにして、しなやかに困難な状況を受け入れ利用することで、「新たな価値へと変えていく」徳島の有り様 は、阿波おどりの「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」という掛け声からも感じられます。

こうした「水の流れ」と合わせ、徳島の有り様を「水とおどる」と表現し、空間デザインのテーマとしました。

常設展示


伝統エリア

いのちに祈る

「いのちに祈る」では、古くからの歴史を持つ阿波和紙や阿波藍、阿波指物などの伝統工芸を展示し、徳島の文化を支えてきた技と精神に触れることができます。阿波指物の障子や什器を配した空間は、藍染めの阿波和紙で装飾され、徳島ならではの美意識を表現します。

現在エリア

いのちの流れ

「いのちの流れ」では、実写映像やCGを活用したプロジェクションマッピングを展開。吉野川や鳴門の渦潮といった豊かな自然と、それに寄り添いながら生きる人々の営み、徳島の伝統芸能である阿波おどりまで、徳島にあるさまざまな景色を体感できるエリアです。

未来エリア

いのちは巡る

「いのちは巡る」では、“サステナブルな徳島の未来”をテーマに、県民が制作にかかわった、徳島の文化・生活・精神・自然を感じられる作品を展示。また、地域や企業と協力しながら、新たな価値創造に向けた取り組みも紹介します。

常設展示クリエイターの紹介


指物師、現代の名工

釘などの接合材を用いずに木を組み合わせて作る指物(さしもの)は、日本が世界に誇る伝統技術です。徳島では蜂須賀公が水路開拓を行ったことがきっかけで船大工の技術が発達し、やがて阿波指物の発展へとつながりました。万博では船底の部材として使われた地元の黒杉を用い、芸術性だけでなく耐腐食性や抗菌作用にも優れた作品を展示しますので、ぜひご覧ください。

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和紙の人

かつて藍染和紙は仏教のお経を金墨で書き記すことに使われていました。有難い言葉を後世に残すための、藍の持つ防虫や抗菌の力を知っていた先人たちの知恵でした。今回の万博では、47色の阿波藍染和紙の制作に挑戦し、藍色という一つのルールの中で、日本の各地域の特色が美しく繋がり、自由で調和のとれた世界への想いを表現しました。来場者には、藍染和紙の美しさや暖かさを体感して頂きたいです。また、万博を機に和紙の新しいクリエイションやデザインの分野ともつながる機会になればと期待しています。

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藍染作家

藍染めは、徳島の自然と密接に結びついた文化です。藍の深い青は、光や水、時間とともに変化し、その時々で異なる表情を見せます。今回の万博では、自然素材を活かした17種類の藍の表現を試みました。日常に溶け込む美しさを大切にしながら、持続可能な染色技術として次世代に受け継ぐことを目指しています。万博を通じて、藍の可能性や新たな視点を多くの方に知っていただき、徳島の藍が国内外でより多くの人々の暮らしに寄り添う存在になればと思っています。

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藍師・染師

藍染に魅了され、徳島で藍の研究と制作に取り組んで10年以上が経ちました。藍は単なる染料ではなく、微生物とともに生きる発酵文化でもあります。今回の万博では、徳島の藍が持つ多様な価値を伝える展示を企画しました。地域の歴史や文化と深く関わる藍の魅力を、多くの方に知ってもらいたいです。また、藍を通じて、持続可能なライフスタイルや新しいデザインの可能性を探る場になればと思っています。藍を未来へつなぐために、多くの方と交流し、新たな展開を生み出せることを楽しみにしています。

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神山まるごと高専のみなさん

世界中から人やモノが集う博覧会に参加させていただけることを、とても光栄に思います。メンバーそれぞれの視点や得意分野を活かし、一つの目標に向かって活動する日々は、徳島で学びながら起業を目指す自分たちにとって、かけがえのない経験になっています。移り変わる徳島の伝統文化が、未来へと結びつくイメージを表現できるよう力を合わせて頑張ります。

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アーティスト

藍コンクリートは、徳島のものづくりの土台があったからこそ生まれたものです。藍を混ぜ込んだコンクリートを開発しようと思った時、周囲から「無理だ」と言われましたが、それも左官職人さんや藍農家さんが既に挑戦したからこその言葉であると分かり、「昔から藍染をさらに進化させようとする文化があったんだ」と気づきました。徳島は昔から挑戦する人が多く、常に試行錯誤する気質があります。今回の万博は、徳島の伝統と革新を世界に発信する場なので、藍コンクリートという新しい素材でそのことが伝えられると嬉しいです。

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木工職人

徳島は昔から木工の産地で、特に渭東(いとう)地区には、木工に関わる職人が多くいます。木工業は分業化されて発展してきたからこそ、それぞれの工程を専門的に担うことで独自の意匠が生まれており、私たち森工芸はその中で突板の技術を磨いてきました。今回の天板に使用した波紋のような模様が広がるデザインは、木の断面模様の連続性を利用した独自開発の技術によるもの。万博を通じて、分業による発展や職人同士のつながりを大切にしているからこそ生まれる徳島の魅力を伝えられるとうれしいです。

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スタッフユニフォーム:徳島の精神を纏う


コンセプトテーマ:徳島の歴史、自然、未来すべてに感謝を込めて

大阪・関西万博の徳島県ゾーンで着用されるスタッフユニフォームは、単なる衣服ではありません。それは、徳島の豊かな歴史、力強い文化、美しい自然への深い感謝と敬意を込めた“生きた表現”です。過去、現在、未来をつなぐこのユニフォームは、地域の物語を語り継ぎ、心を結ぶために丁寧に作られました。

デザインを手がけたのは、徳島を拠点とする藍師・染師BUAISOU(ブアイソウ)。藍の栽培から染料の製造、製品の制作に至るまで、すべてを一貫して行うその姿勢は、伝統への深い敬意と職人技へのこだわりを体現しています。素材には、徳島県上勝町の間伐材である杉から生まれた繊維を用いたKINOFの生地を使用。環境への配慮と革新性が融合した、まさに持続可能な未来を見据えた素材です。

ユニフォームの中心にあるのは、徳島の“おもてなし”の象徴ともいえる阿波藍。深く鮮やかな藍色は、過去と現在をつなぐ自然の色。そこには、何世代にもわたる伝統と、未来への願いが織り込まれています。

象徴的な一着が、「踊渦潮乱舞鯛紋様型染法被」。阿波藍で染め上げた法被には、大胆かつ力強い鯛が描かれています。鯛は日本文化において「めでたい」象徴とされ、この法被の中ではまさに飛び跳ね、渦を巻き、生命力にあふれる姿で表現されています。それが祝いの舞なのか、新たな未来へ飛び出そうとする力なのか――その意味は、見る人の心に委ねられています。

このデザインは、徳島の象徴である鳴門の渦潮と阿波おどりから着想を得ています。どちらも、その場で実際に体感することで初めて伝わる魅力を持ち、藍染と同じく、五感で感じる文化です。

また、徳島では多くの県民が県外に出ても、阿波おどりの時期には必ず帰ってくるという風習があります。この「帰る場所」への想い、そして人と人とを結ぶ絆が、このユニフォームには込められています。一着の服に宿る、徳島の息づかい。自然、伝統、未来が調和するその姿を、万博で、そしてぜひ徳島の地で体感してください。

BUAISOU公式サイトを見る

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